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2012年2月23日木曜日

トレーニングセンター

トレーニングセンター 通称「トレセン」なんだか今では、地域の「選抜」のように扱われている。元々の意味合いは違う。もはや手元に資料すらないが、たしか16、7年前の発足当時のコンセプトはこんな感じだった。

「大きなクラブだけでなく、中小のクラブから町の少年団まで、多くの組織から広く選手を集め、JFA(中央)の指針と育成メニューを伝え、指導者・選手から、それぞれのチームへと広め、全体の底上げをはかる。」

ということはつまり、受講者の上から順番にピックアップするわけじゃないんだよね。

チームに一人、トレセンメンバーがいれば、彼を通じて新しい考え方や面白いメニューを学び、そのチームの全員が享受する。結果、それをきっかけに後々伸びる選手がいれば、全体の、ひいては代表の強化につながる。

たしかこんな感じだったっけ?

いつからか、すっかり様が変わった。

同じチームから10人も15人も合格し、一方でひとりの合格者も出せないチームが協会登録の半数以上にのぼる。

今日では、たしかに一部のブランドクラブに有力な選手たちが集まる傾向があるし、大きな可能性を秘めた選手を15人抱えている というのは事実だろう。

あの長友が、明治大の1・2年時、観客席で応援の太鼓を叩いていた なんて逸話(?)を聞くと、必ずしもその時の中心選手がすべてではないとは思うけど‥。逆にいえば、ちっぽけなクラブにもダイヤの原石はいるんだけどね。

都合のいい話で、多数の選手を推薦してたときには(よそのヘボエースより、ウチのスーパーサブ選べよ)と思ったものだが、ヘボエースの身内になると(コイツ選べないで「トレセンスタッフ」名乗るなよ)なんて思ったりもする。

ただ、ひとつだけ確かなことは、トレセン選手は選ばれても トレセンコーチは選ばれた方がやってるわけでは決してない(笑)
私イチ押しの、後の日本一メンバーの能力も見抜けず、義理で推薦した選手は何故か受かり、そのためその親は勘違いしてケンカ別れした原因となったし。
トレセンに関わって(よかったな)なんて、いい思いしたことなど一度もない。
ボランティアでがんばっているスタッフのみなさんには申し訳ないが、やってる方々は、結局ヒマで「肩書」を求める指導者の方なんだろう?(笑)

こんなことばっかり言ってるから、「お前のチームからは絶対に選ばない!」なんて、目の仇にされるんだけど(笑)

幸運なことに、イーグルス初のトレセン選手の誕生は、来年に持ち越しました!(笑)

2012年1月22日日曜日

選手権 エピローグ

全国4174校の頂点を決める最後の45分が始まった。
46分。1on1のシーンがTVのアップで映し出される。異常なまでのクイックネス。武でもはたして抜けるかどうか!?
57分。たいして仕事はしてないのに、アップで何度も映る。
60分。ようやく市船に連動が見られ始める。
62分。初めてと言っていい、決定的チャンスもネットを揺らせない。
66分。決定的ピンチを凌ぎ。
69分。キレとスピードとキープ力のある池辺投入。
四中工に疲れが見え、足が止まり始める。
74分。岩淵のシュートは左ポストをかすめる。
残り15分を切り、嵐の猛攻がスタートする。

そして、両チームにとって、地獄のような、最終盤が近づいてきた。

FKとCKの終わりなき繰り返し。
90分過ぎ。(そうそうロスタイムの劇的などあるわけないさ)何百何千というゲームを見続け、それらの多くは当事者として体感し、悲劇的な結末は記憶してるクセに、稀にあった感激は(今度はそううまくいかない)と信じないフリをして、自分に不都合な結末に、傷つかないよう心にバリアをはる。
眼下のブルーのサポーター(市船部員)たちは、今この瞬間を一体で戦い、全細胞で信じきり、叶わなかったときのことなど微塵も考えていない。
若いって素晴らしい。青春っていいな。
そして、達観しているつもりの中年の後頭部を蹴飛ばすような「同点ゴール」が目の前で炸裂する。

叫ぶでもなく、立ち上がりもしない。(これで新幹線、数本遅れるな)なんて人ごとのような感想。
負の感情を抑えこもうとすると、ハジけることも忘れてしまうのか。

延長戦。

7、8年前の当事の仲間たちは、どんな心境で見つめているのだろう。
羨望。嫉妬。自慢。勇気。そして誇り。センター試験の追い込みも、しばし手を休め魅入っているのか。
神が用意していたにしては、あまりに出来過ぎた逆転劇。17、8の少年に背負わせるにはあまりに重い十字架。

そして、代々木の寒空を切り裂く、澄んだホイッスル。

二、三回戦は声かけのため最前列まで降りたのに、今はなんだか遠くへ行ってしまった気がして、表彰式も見ずにメトロに乗った。気がつけば のぞみ の車中で熱海あたりを走ってる。

ふと思いつき、メールを書きこむ。

「有頂天にならず、謙虚に、自分を見失うな」

日本はおろか、県や市の頂点にすら立てない私が言うべき言葉か?自嘲気味に苦笑する。

さて、来週からはがんばるぞ!潤に出来たのだから、イーグルスのヤツらに出来ないはずはない。 スキル・能力・メンタリティ。たしかに違うから、彼になることは出来ないだろう。ただ、彼のように「自分を信じ、あきらめずに努力する」ことが出来たら、結果がどうあれ、きっといいサッカー人生が送れるに違いない。「自分を信じる」ことの大切さと素晴らしさ。それを少しでも伝えられたら、もしかすると今の気分と同じ満足感が得られるのかな。

高校選手権 その3

おとといの寒さを警戒し過ぎて、ヒートテックの下にさらに着込み臨んだが、汗ばむほどの陽気だ。
いや、気候だけではない。人間の数と、自分を含めての大勢の高揚感が熱気を生んでいるのか。
14時キックオフの90分前には現地入りを果たす。スタジアム周辺はすでにラッシュアワーのような人波だ。青の軍団に白の一団。グッズ販売のテントは家族連れが列をなす。思えば選手権決勝は初体験だ。W杯やEURO、代表戦やJリーグは何度も観たが、それらとはまた違う盛り上がりだ。

選手権関連誌は本屋であるだけ買い漁った。残念ながら、どこをめくっても「彼」の記事には巡り会えない。名門の副将とはいえ、地味なポジションだし、それ以前にそもそも下手クソだし(笑)

昔を懐かしむうちに時間が過ぎ、選手入場。JFAのお偉方から久子さまとまで握手をかわす。

公式発表では4万数千ってことだが、6万入るはずのこの器のどこに空席があるのかわからない。総会で、わずか数十人の前で話すのがストレスの自分にしたら、数万人が見つめる中でプレイをすることの緊張感は想像が及ばない。

J資格を持つレフェリーの、よく通る透きとおった笛の音が響き、ファイナルが開演する。落としたボールを背番号5が右フラッグめがけて左足を振り抜く。跳ね返されたボールが彼の担当する左サイドを襲う。ゴールキックに逃れようとした思惑は外れボールの勢いは死ぬ。イキナリのCK。絶対の自信を持つCK。そしてそこから、本物のドラマが幕を開ける。

1分もたたぬうち、ビハインドを背負う。
8分。潤が意地を見せ、高い位置でインターセプトからアーリークロス。これはやや精度を欠きGKの懐に収まる。
13分。かつての戦友、寺尾の突破を許す。
20分。小学校時代と同じフォームでハイボールを弾き返す。
26分。小学校時代とは見違える精度でクロスをあげる。
42分。「鈴木」のエピソードがTVで紹介される。
感心したのもつかの間、44分。イージーな壁パスをミスる(やっぱ下手なところは変わってないわ・笑)

前半終了。

2012年1月21日土曜日

子どもスポーツフェスタ・フットサル

6年生はフットサルの大会に参加しました。AB2チームです。
がんばります。

2012年1月14日土曜日

高校選手権 その2

久しぶりの聖地 国立競技場。先人たちの汗と涙が染み込んだ地に、あの小僧が足を踏み入れるのか。

電光掲示のメンバー発表で、すでに涙腺が緩む。
超高校級の攻撃力を持つ大分を超高校級の守備力で迎え撃つ。その鉄壁の一角を潤が担うことは、すなわち私の眼力のたしかさを物語っている。ならば、今年のイーグルスも間違いなく強くなれるはずだ(彼らのメンタルが潤と同じレベルであるならば)

それまで17点を上げた大分攻撃陣にまったくと言っていいほど仕事をさせない。スコアこそ2−1だが、内容的にはワンサイドゲーム。見ていておもしろくない、いやつまらな過ぎるサッカーだが、この守備を破る高校はいるのか。
もう一方のカードを観ると、高校生らしい、そして現代の「バルサッカー」を手本とする、美しく速くパスをつなぎ、人とボールがよく動き連動するフットボールだ。が、あまりに軽く甘い守備を見ると、やっぱり子どもと大人の中間点 との思いは否めない。


閑話休題

今日 8日はなにもすることがない。クラブの新年の初蹴り(親子サッカー)と総会だというのに、世田谷の親戚宅で時間を持て余す。思えばこんな休日はこの10年あっただろうか?平日仕事して、土日は球を蹴る。たまの休日は雨か墓参りか妻の足だ。

下北沢の駅周辺を散策し、昼食の店を物色する。思いがけず、昼から 立ち呑み の機会に恵まれたことに気づく。

市場の中の汚い店に腰を落ち着け、昼からホッピーと煮込みで酔う。ふと壁掛けの古時計を見ると、13時前だ。遠く名古屋(いや、飛島村か)では、今頃『総会』が始まろうとしてる。カタチだけ『代表』の私の不在は、物議を醸すか、ひんしゅくを買っているのだろうか。みなの「緊張」を想像したら、自分の「弛緩」した現実とのギャップに、ますます酒が旨くなってきた(笑)

ラグビーの大学選手権決勝が本日国立で行われることを知り、それもまた楽しみだと、モチベーが上がる。飲む前は行く気満々だったのに、昼から二軒ハシゴしたら、もうどうでもよくなって、酒と肴を調達し「宿」へと帰還する。

TV観戦に切り替え、途中うたた寝するも、最後のPGは見届け、マッサージチェアでしばし爆睡。

お腹空いてないけど、奮発してくれた夕飯、お寿司と鍋 をビアとワインで流し込む。泣いても笑っても、明日は高校最後のゲームだ。そして、彼が、数万人はいたであろう同級の選手では、日本にわずか数人しか残っていない「現役」の一員として、明日を迎えられることが単純にうれしい。