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2015年6月29日月曜日

代表ゴールレスの収穫

6/21 下書き

12時間で男女代表戦をハシゴした。2試合で二けたはいくかな、との甘い考えは打ち砕かれ、わずか1点のみに終わった。
攻撃のカタチうんぬんやら決定力不足を嘆く声が聞こえるが、私は別の観点から振り返りたい。

感心したのはシンガポールの守備陣のがんばりだ。GKの神がかりセーブ(...といっても本田のヘディングシュートを防いだ1回きりだと思ってるが)や決定機で自滅したシーンはあるにはあったが、惜しい!と思われるチャンスには必ずDFが身体を寄せてきているんだ。忠実に忠実に、守備の基本を繰り返し徹底し、ゴールと相手を結ぶ線上、素早いアプローチ、厳しく寄せて、激しく身体を あてる。集中力を切らすシーンなど1秒もない。走り続ける意欲が途切れることもない。
シンガポール守備陣に億単位のカネをもらう選手はいるまい。香川や本田や岡崎のように攻めで違いを生み出す選手もいない。体格やスピードのフィジカル面で日本人を凌駕する面々でもないだろう。なのになぜ守りきられたのか。そういうスポーツだからだ。少々の能力差など、守備の基本を徹底すれば簡単にフィニッシュまで持ち込まれないスポーツなんだ。
このコラムでよく触れるように、子どもたちに守備の大切さ、ゴールを割らせないことの重要性を認識してもらえれば、ホームの勝ち点1などお釣りのくる収穫だ。

ゴールシーンがもっともエキサイティングであることに異論はな い。(ゴールを決めたい!) (シュートを打ちたい!) その欲求は大事にしたい。
同時に、(ゴールを守る!) (シュートを打たせない!)  意識に早く目覚めよ。

相手のキックに背中をむけて、顔をそむける。 それはサッカーとは呼ばない。 ボールが怖いのはしかたない。 本能だからね。 でも怖ければ、水泳や陸上でいいじゃん。 ピアノや将棋もあるよ。 人にはそれぞれあった道が無限にあるよ。

2015年6月4日木曜日

FIFA汚職問題

今さら...というか遅きに失した感が否めない。

18ロシアはまだしも、22カタールに決まった瞬間に、舞台裏を走る巨額マネーの臭いは漂ってた。

いや、さかのぼれば日韓共催あたりから隣国の(FIFA)副会長の動きなんかもくさかったよな。


私の中?高校生?時代、ジーコのことは 『6億円の足』 と呼ばれ、驚愕していた。

今から考えるとかわいいもんだ。まるでザルのような、吉田や川島でさえ億単位の報酬をもらえる時代になったのだから。


W杯やプレミア、CLの放映権料が天文学的数字になり、あまりに現実感のない金額が横行し、

株や投信で数十万の儲けや損失に一喜一憂している自分が情け なくなる(笑)

これだけのカネが動けば、アンダーグラウンドのマネーがうごめくのもしかたあるまい。


草食系の今のクラブではすっかりなくなったが、肉食系父母(笑)が闊歩していた前クラブでは、

盆暮れの贈答品や夜の店の接待などは茶飯事だった。

スタートとベンチの境界をうろつく、ビミョーな選手の親から (うちの子をよろしく) 

というダークなメッセージの入った酒をあおっておきながら、一切手心を加えなかった私のような清廉潔白(?)さがお偉方にもほしいね(笑)


さて、ブラッターを追放し、UEFAが実権を握りなおした。 これで 「カタールの 冬開催」 はなくなるだろう。

それどころか、カタール開催 すら危ういと思う。 そうなると代替は同じアジアでできる能力がある、日本、中国、オーストラリア...あたりか。

3分の1の確率で自国開催か!はずれてもほぼ時差のない近くの会場だ。 今度こそ一か月の休みをとって堪能するぞ。

五十代なかばならまだ動けるし、カネはある(笑)  光基あたりが若手有望株で代表入りしてたりしたら...いうことないんだけどな(笑)