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2011年7月26日火曜日

インターハイ in 秋田

今夏のインターハイ(高校総体)は秋田県で行われる。
昔の教え子が出るというので、観戦と被災地支援を兼ねた東北旅行でも、と考えた。

10年前、小学校2年生のとき 50mを 8.6秒 で走っていたチビ助は、昨年度優勝校のDFの中心として、チームを牽引し連覇に挑む。

5年生のとき、(こいつがプロになれなかったら誰がなるのだろう)と思ったセンスとバネの固まりは、地元代表として晴れ舞台に立つ。

そんな優秀な彼らでも、ジュニアのときは監督(私)がヘボくて全国へ連れていくことは出来なかった。中学では散り散りになり、組み合わせの不運もあってやはり東海(四県)の壁を破れなかった。

そんな彼らにようやく訪れた憧れの夢舞台。

「見に来てよ」という直々の依頼も迷ったあげくに断った。行けば週末の活動は休みにしなきゃならんしな。せめて遠く名古屋から健闘を祈るよ。その代わり、正月の選手権に出場した暁には、全日程関東に滞在して観にいくから。

すまんな。おまえらを 10 とすると 5 にも満たない今の子どもたちだが(笑)カワイさはなぜか同じなんだな。

2011年7月20日水曜日

美しき、青き、なでしこ

フットボールと日本を愛する者として、やはり なでしこ の快挙に触れないわけにはいくまい。

ワールドカップの重さを知る私だからこそ、あまりに早過ぎる成就に戸惑いさえ覚える。

真のW杯(男子)の『日本優勝』は、私はおろか、今の子どもたちが寿命をまっとうしたとしても、訪れはしないだろう。

あり得そうな『頂点』は五輪優勝(男子)くらいかな。おそらく、それに匹敵する歴史的快挙だろう。ということはつまり、サッカーにおいて、この先死ぬまでこれ以上の感動は味わえないということになる。

そんな意味で、この感激は早過ぎる と思った次第だが、まあ知らずに死ぬよりずっと幸せだよね!

会場が フランクフルト っていうのもよかったな。5年前のW杯旅行の際、初めて訪れた街であり、観戦したスタジアムでもあるからね。

駅から少し歩いた、あの森の中のスタジアムで、彼女たちの夢が叶い、震災以来初めての、心からの笑顔がこの国を包んだ。

沢の献身を見ていた神様は同点ゴールを操作したに違いない。

ピンボールのように跳ねた球が宮間の前にやってくる確率はきっと1%もないだろう。

赤紙をいただいた岩清水の魂のタックルは、その身と引き換えにチームを救った。

ゾーンに入っていた海堀の集中は、時速120kmのボールがスローに見えたんだろう。

ハタチの女の子とは思えない、熊谷の心の強さは初老の我々さえ見習うべきだ。

美しき鮫島とたくましき丸山の輝きは、FUKUSHIMAのバックボーンがあったがゆえか。

表彰台で見せた山郷の涙に、こらえていたモノが決壊した。

川澄、大野、近賀に安藤‥尊敬に値するランとスキルと判断は、少女たちと被災地に勇気と希望を与えた。

ルックスやスタイルとは関係なく(笑)青き彼女たちの躍動は、ただ美しかった。

2011年7月19日火曜日

優勝!

なでしこ。フランクフルトで咲かせたその戦いは素晴らしかった。「最後まであきらめない」という必殺技を使って。

そして、チビチビーズはフットサル大会に参加させて頂きました。

PETA SS2−5○
メイン SS1−8○
レジェンドA1−8○
ヴェルデ0−5○
レジェンドB0−7○

こちらも素晴らしい戦いでした。教えていないセットプレーも見事に対応し、指示を待つのではなく自分達で話し合い一人ひとりがチームで戦っています。

終盤戦でのこと、いつも献身的なプレーで頑張っているこの日無得点のA君に得点させたくてゴールに向かうよう声掛けをしました。ここから周りの選手は自分達の判断でポジションチェンジしボールをつなぎながらゴール前のA君にボールを集めていました。結局得点出来なかったハーフタイム、後半休暇の順番であるA君に「後半も出ろよ!」の声。暑さと連戦の疲労で限界を超え、足がもつれながらも必死でプレーしていたA君はついにレフリーにより強制的に冷房室に運ばれ後半出場は叶いませんでしたが、チームがひとつになり心が動かされるゲームになりました。

イーグルス初タイトル、優勝おめでとう。全員がMVPです。。。

2011年7月6日水曜日

初 TV

見ましたか?オーシャンズTV!

先日行われたアシアナCUPの優勝決定戦の模様がチラットだけ映りました。さすがTV,先制のシーンがバッチリ映ってましたね。そして応援のママーズも。ナイスでした。

今度は是非、初タイトルといきたいものです。。。

2011年7月5日火曜日

少年よ、なでしこ を目指せ

女子ワールドカップが面白い。女子サッカーは、木岡二葉(?)の清水第八あたりから見ているが、ここのところの躍進は凄いね!見ていても本当に面白い。男子に比べ、スピードやパワフルさ、瞬間のキレには劣るが、だからこその全体の指向と連動は実に理にかなっている。私の目指す「少年サッカー」も、かくありたいと願う。

少年が憧れる メッシ、C.ロナウド、ルーニー‥。たしかに魅力的だが、異次元のスピード、パワーにクイックネスは、日本人が、そして少年が目指すのにあまりにギャップがあり過ぎてむなしい。ドログバやイブラのフィジカル、テベスやフォルランの嗅覚などはほとんど「反則」であり(笑)日本人が獲得できるものではないと思う。うちのちびリーガーたちも、ヨーロッパの有力クラブや代表チームのレプリカユニを好んで着ている。だが、その国までの距離よりも遥かに遠そうな、憧れの選手までの距離を思うと涙(と笑い)を禁じえない(笑)

それに比べ女子サッカーは、まだ普及率が低いからなのか、私の勉強不足なのか、そこまで突出した「個」は見当たらない。男子ほど国や民族の能力差も開いてないし、スキルと判断と連動 で勝負できる分、やり甲斐があるね。また、女子であるがゆえ、なのかフェアプレーが徹底されていることも好感が持てるし、見本になる。

そんなわけで、開催中の女子W杯は子どもたちにぜひ見てほしい。コパアメリカよりもずっとね。