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2013年7月21日日曜日

奈良フェスティバル

一日目2勝1敗 6チーム中2位
二日目2位トーナメント
1勝1敗で、ベスト4
二日間を通して48チーム中13位でした。
2位トーナメントでは、一勝したもののまだ力不足。攻撃にも、守備にも課題は山積みです。ここで得たものを清水カップにつなげます。
二日間がんばったごほうびに、東大寺を見学しました。

2013年7月12日金曜日

暑さとの戦い?

それにしても暑い。おそろしく暑い。
 
ずいぶん昔、吉田(誠)さんの日経コラムでこんなのがあった。
 
「全日本少年サッカー大会においては炎天下で一日2試合をやらせることもある。欧州ではこれを子どもへの人権侵害という」
 
たしかこんなかんじだった。
 
先日、県内で数百人が熱中症で搬送された日に、一日4試合やって優勝した(笑)
ヨーロッパの指導者が見たら、「クレイジー!」と叫ぶにちがいない。
大住さんも中日夕刊のコラムで触れてみえたし、そろそろ声をあげないとマズい。
あんな快適な欧州でさえ、真夏にやらせる時間は厳しく制限されている。
私が小学生だった35年前とはあきらかに 気候・環境が違う。死者が出てからでは遅いんだ。
協会がきっちり指導して、『7・8月は屋外でのトレーニングは午前中の2時間のみ』くらいの通達出したっていい。
その時間では会場の確保がむつかしくなることや、選手から会費を徴収する営利のクラブなどは賛成しな いだろうけど。
 
実は、吉田さんのコラムをはじめて読んだときはこう思ったんだ (欧州は過保護すぎるんじゃないか)
(日本の子どもたちはたくましいぜ)なんてね。けれど、日本人の若者がヨーロッパで活躍し、世界中の選手たちと競うようになって気づいた。
スタミナ・運動量 の点においても特別に日本人がアドバンテージあるわけじゃないんだ。長友はたしかにすごいけど、そんなヨーロッパ人はいくらでもいる。
つまりこれは、子どものころに炎天下で走りまわらされ、鍛え抜かれた ってのとあまり関係ないってことじゃない。
コンフェデでもブラジルやメキシコのほうがよく走るし、灼熱地獄でしごかれたあの日々はどうなったんだ?
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だからまあ、気温が 35°を超えたら自粛しようよ。走らずに日陰でやるメニューでも考えるからさ。
 

世界百名スタジアム 4

5月頃下書き
 
二年ぶりに5年生を担当し、試合は少なく、休みは多く、ついでに雨に助けられたりして、身体はずいぶん楽になった。
そんなわけで、久々に Jリーグの試合を観にいった。悪くはなかったが、エキサイティングってほどでもないので、代わりにビールをたくさん飲んだ。売り子のお姉さんがカワイイので、調子にのっておかわりをした。(売り子が)お兄さんのときはシカトして、合計4杯の、ロング缶の入る紙コップを重ねた。帰りに特大のごみ袋に投げ込み、山のようなそれを見て(エコをうたうわりには、ずいぶんもったいないなあ)と思いながら、5年前のあるシーンを思い出した。
 
2008年6月、EURO'08 スイス・オーストリア共催 観戦旅行 に行ったときのことだ。チューリッヒの レツィグルンド・シュタディオン。
スイスのメインシティ(首都ではない)チューリッヒ中央駅から、街中を1時間くらい歩くと到着。ふつうスタジアムといえば、地面の上に建てる建造物 だと思ってたんだけど、ここは違った。入場ゲートを通過すると、それがそのまま観客席の最上階につながっている。そしてそこから見下ろすかたちで緑のじゅうたんが広がっていた。ここは地面を掘られて造られたスタジアムだったんだ。まあべつにとりたてて感心するほどのことじゃないから、すぐに売店でビアを買う列に並んだ。何(スイス)フランか忘れたが、表示の 5(6?)f より、1フラン余分に払わされた。列に並んでいるとき、恥かかないよう前の人のを注視してるから、あわてず騒がず、スマートに 札を出し、お釣りを 受け取った。張り紙に書かれてるフランス語?は理解できないが、前後の人たちのやりとりで、プラスチックのコップを返却すると同時に、余分に払った1f を受け取るんだ ってことがわかった。面倒くさいシステムだが、実はこれって エコ なんだよね。膨大な数の紙コップのごみは出ないし。それが再生されるのかは知らないが、このシステムのほうが準備する容器の絶対数も全然違う。
 
スーパーにエコバッグを持参し(欧州ではとっくにあたりまえなんだが)気がつけば、プリウスやアクアばかり走ってて、エコでなければ犯罪か!?くらいのこの国で、一方ではスタジアムで膨大な量のごみを出す。スイス滞在中に、プリウスを見たのは2度だったが、人が集まる施設では実に合理的なシステムで余計なごみを出さないようにしてる。こういうところは見習うべきだよね。
 
ただ...紙コップと違い、何杯飲んだのか、わからなくなるから...身体にはエコではないんだな(笑)
 
* タイトルとあまり関係ない内容ですが、スルーしてくださいね。月1アップするのに必死なんですから(笑)

名古屋グランパスについて

Jリーグが20周年を迎えた。ほんのこの前始まった、と思っていたらもう人生の半分近くになるんだ。
 
かつて身内であって、のちにライバルになり、今は手が届かなくなった地元のプロ球団について語ろうと思う。
 
最近あまり勝てなくなって、下位に低迷しているが、近々(3年以内...いやもしかしたら今年かも) J2陥落 があるだろう。
バックアップする親会社の資金力で、外国の一流どころの監督や助っ人をどれだけ確保できるか定かではないが、もうそんな金の力だけで戦力が維持できる世界じゃないんだな。かつて ナベツネ の野望で (サッカーでも日本一のブランドに) と画策した ベルディ はすっかりJ2に定住したし(笑) 浦和もガンバも磐田も、J2落ちを経験したり、すぐそこにせまってきたり...。発足当時の10クラブ(フリューゲルスを除き9クラブ)のうち、J1に居続けているのは、鹿島、マリノス、清水、と名古屋の今や4クラブしかないんだ。
 
名古屋にかかわらず、自分らのスタイル を保持して貫いているクラブなどほとんどないが、そんなものはヨーロッパでも、アーセナルやバルサをのぞいてあんまり見当たらないから(まあ彼らでさえ、出来上がったのはここ最近の話だし)そこに突っ込みはいれないが。
 
残念に思うことは、育成部門の体たらくなんだ。この業界に永く携わり、いくつか たしかなこと がわかった。国内でも海外でも、有能な選手 の生まれてくる率はだいたい同じようなもので、だから サッカー人口 の大きな国が強く、そのパイが小さい国は偶然有力な選手が多く生まれた世代くらいしか世界で躍進できない(デンマークやポルトガル、ウルグアイなど) 常に強豪で居続けられる、ブラジル、ドイツ、イタリア等は、やっぱり人口規模が違うんだよな。
少年サッカーにおいても、やはり当てはまる部分がある。『セレクション』に100人も受けにきていたころは、黙っていても県で有数の強さを誇った。受講者数が一桁になったとたんに、勝てなくなった。指導法や戦術よりも、単に規模(パイ)をでかくする のが強くなる近道なんだ。まあそんなこと、今さら私が語るまでもなく、誰でも知ってることなんだけどね。
 
これをあてはめると、名古屋グランパス というのは、日本で一番恵まれたチームではないかと思う。関東圏は人口規模はでかいが、J1・J2だけでじつに 14 ものクラブがある。関西圏は4つのクラブがあるのに対し、東海3県では名古屋とFC岐阜だけだ。愛知県全域と四日市あたりまでの人口圏でひとつのクラブがほぼ独占状態だ。ここ数年は、ジュニア〜ユース世代でぼちぼち結果は残しているが、トップへうまくつながっているとは言い難い。
会社でも学校でも、環境に恵まれすぎると努力が忘れさられる。はやく県内にグランを脅かすような存在が現われて、尻に火をつけたいね。
それがイーグルスであれば幸せだが...まだ30年はかかるだ ろう(笑)