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2015年3月25日水曜日

Aチーム最後の戦い

21日、22日とAチームは「チャリティー少年サッカー大会IN三河」に参加。
この大会がAチームの最後の試合。

1日目の予選リーグ1位通過。
この日、今までに無いくらい試合に出て走り回り、初めてガス欠した子。
帰りの車では爆睡、家では足も攣ったらしいけど(笑)
「凄い疲れた・・」と交代した後に言っていた。
でも楽しいでしょ?って聞いたらうなずいていた。
充実した顔が見れた。

2日目の初戦。
この大会の最大の難関。
伊藤C、穂積Cの皆を勝たせたい一心での戦術変更。
チームの為、いつもと違うポジションでも必死に頑張る子。
そしてそのポジションにはおとなしい彼が大役を任される。
でもプレーは大胆で俺が試合を決めるという気持ちが出ていた。
やっとズラタンになったね(笑)
成長が見れているのに負けたから余計悔しいもんさ・・・

落ちた気持ちでズルズル行くと思えば、皆が踏ん張る。
痛んでるであろうに走る、守る、決める彼ら。
そうだ、この子らメンタル強いんだ。


そして3位を賭けた戦いはまさかのPK戦。
ことごとくPKで涙を見てきたこの子達・・
思えば4年生での初めての公式戦のチビリンからPK負け・・
その間どれだけの子が外し、涙してきたんだろう・・
でも正直PKになった方が面白いなって思った。
神様って分かってるよね(笑)

奈良でのPKでビビり、涙した子が豪快に決める。
全日でのPKで止められ涙した子がきちんと決める。
そして守護神が止める!
本人はきっと最初はキーパー嫌だっただろう。
キーパーは一つのミスが失点に繋がる。
FWなんて何回ミスしても1回決めればヒーロー。
GKは何回スーパープレーをしても1回のミスで台無し。
この子の心に残ってる傷は多いんだろう・・・
なのに逃げずにこのポジションに向き合った(多分自主練もしてたね)
一生懸命頑張った彼が止めた。

3人目、昔からこのチームを明るく引っ張ってきた子が
冷静に決める。
お母さんたちと肩を組み喜ぶ伊藤C(笑)
決めた子に駆け寄る仲間。その後守護神へ向かう。
ただの勝利じゃない、3位じゃない。
最後にこんなに心に突き刺さるプレーをしてくれたこの子達。
涙をこらえるのに必死だった・・
お母さん達は涙、お父さんたちも涙こらえてた。
ホント、親孝行(笑)

最後の大会、優勝は出来なかったけど、それ以上に最高の結果だった!(^^)!






2015年3月23日月曜日

4年生清水遠征 荒わしカップ


1-1伊豆トレセン
0-2 valorFC 負け
4-0 清水クラブB 勝ち
1-2 加茂FC 負け
1-1 FCソルセウ

チームの為最後まで走り切れるようになった個に成長を感じた。
負けたくない気持ちでゴールポストに激突する個。体を張るプレーに感動した。
「僕の黄金の左足を見て下さい!」清水の大大先生に宣言出来る個は逞しい。
でも、課題は山積みです。
出来無い事をそのままにせずひとつひとつコツコツと取り組む事が一番。
さぁ、前に進もう!










2015年3月13日金曜日

選手へのリスペクト

この国でフットボールがメジャースポーツとなり、いまではJ3なるカテゴリーまで生まれて、フットボールを見ない日がない という昨今、そろそろ見守るサポーターにも『常識』と『マナー』を求めてもよさそうだ。

ゴール後の歓喜の表現について。

クライフがその昔語った。

『対戦する両チームにミスがなければ、スコアは永遠に 0−0 だ』

ジミー・グリーブス(だったかな?) はこう言った。

『ゴールは、フットボールにおける通貨である。それなくして、ゲームは破産してしまう』

ボールを扱う団体競技で、サッカーほどスコアレスの確立が高いスポーツはないだろう。 基本的に、サッカーはゴールが生まれないようにされているスポーツなのである。
なのに時折、プレミアやセリエAでも、 8−0 や 6−0 なんてスコアが生まれるときもある。
そういうときには、両チームの選手やスタッフのしぐさや表情、いわゆる 立ち居振る舞い を見るのが好きなんだ。
同じ意味で、プロではありえないような、初歩的なミスでゴールが生まれるときもある。 そんなときはTVカメラは決まって、そのミスの「張本人」をこれでもか、と映し出している。映される本人は気の毒だが、まわりの人間の振る舞いに心打たれる。チームメイトはもちろんのこと、相手選手や試合後は相手の監督・コーチまで、「彼」を気遣い、露骨に喜ぶ者など一人もいない。背中に手をやったり、肩を抱いたり、ハグをするものまでいる。

そこには戦う敵、という以前に同じ競技をする仲間である、というリスペクトがあるからだ。


一方で、少年サッカーは当たり前だが子どもがやるスポーツだ。 子どもだから当然未熟だし、へたくそな子はもちろん、上手な子でさえ初歩的なミスをすることはままある。
たとえばゴールキーパーのそれはわかりやすい。トンネル や ばんざい などは、サッカーは知らずとも、野球は知った気になっている家族からすれば、それこそ鬼の首をとったように、あげつらえる。 決定的なシュートミスやパスミス、クリアがオウンゴールになったシーンなんかもそうだろう。


少し前のあるゲームのゴールシーンの後のことだ。たまたま、第4審判としてピッチサイドでみていた。
高学年のわりには、ずいぶん初歩的なミスでゴールが生まれた。 サッカーだから、少年だから、そんなことはあるさ。
対戦していた選手からしたら、つい喜びが爆発してしまう。それもいいさ。勝ち越しのゴールだったし。子どもらしいし。 
ただ理解できないのは、得点した側のご父兄の 立ち居振る舞い だ。 大声をあげて飛び上がり、ガッツポーズを繰り返す。
自分らの子どもたちが、きれいにボールをまわし、美しいゴールをあげる。そこに歓喜が生まれる。それは自然なことだ。
だが、自分たちが成し遂げたわけでもなんでもない、相手のミステイクに万歳をくりかえす。バカじゃないかと思う。いや、完全に馬鹿だ。
他人の心を思いやれない、哀しい大人だ。 なぜそんなことができるのか。自分の子と同じ競技をがんばっている「仲間」への、リスペクトの精神がまるでないからだ。

やってしまった張本人の心の傷が癒えるのに何十年かかるだろう。
ずうずうしいふりをしているが、実は繊細な私は、高3のときの決定的ミスをいまだに忘れられないんだ。

だからさ、大人は大人らしく、大人の振る舞いをしよう。 いつ、自分の子が「彼」になるのかもしれないのだから。





平成26年度 名古屋少年サッカー大会 準々決勝ドキュメント

12月 下書き


名古屋を驚かそう との野望をもって臨んだ大会だった。

新人戦、全日予選、12リーグで 僕たちを乗り越えたり互角だったりしたチームの成績からして、名古屋の頂点も、そう遠くない位置にあるかと思っていた。
ただ県王者になったチームだけは、戦うどころか見たこともないので、そこに不安はあった。
真夏に「全国」の空気を吸い、ひとまわり強くなる のは経験上知っていたし、なにより頂点までのスコアを見ても、頭ひとつ抜けてる感じはした。
後期リーグでわれわれが完敗した三○月とのゲームが唯一の判断材料となった。
うちの爆撃機ほどの破壊力のあるアタッカーはいないが、全員のスキルが高く、とにかく判断とボールを動かすスピードが速い。
とくに中盤のプレーメーカー の質は高 く、彼を起点に多くの攻撃が始まっている。
ツートップの左、右のサイドハーフはクイックネスに優れ、十分に全国で通用するレベルだ。

真っ向勝負!では玉砕は目にみえている。 どう戦うか。 仕事以外は、酒とサッカーのことしか考えていない者が知恵をしぼった。

プレーメーカーを抑えるのに、うちの中盤ではいかにも役不足だ。能力が違いすぎる。 (うちの)8番をぶつけて、10番を生かすか、10番をあてて守備的にいくか。

GKとCBの血統が根底に流れている指導者は、後者を選んだ。 これで中盤の真ん中はなんとかなる。 それ以外の不安をどうつぶしていくか。

いつもの3バックも考えたが、ここに8番をはめると攻め手が10番の個人能力だけになる。3番でどうにかなる相手ではないし、9番のコンディションには不安がつきまとう。DFも40分しのげるとはとうてい思えない。スピードで7番は振り切られるシーンがあるだろう。4番がカバーできるか。8番の代わりに起用する5番は、忠実さとしつこさは信頼できるが、フィジカルにおいての不安は飲み込んだままだ。何回かは決定的なシーンがつくられるだろう。39番が掻き出せるか、相手のシュートが枠を外れる幸運にめぐまれるか。10番のワンマンプレイでは、ラスト10分、5分で足が止まるリスクがある。ツートップや、サイドの8番、11番で負担を減らせるか。 11番が40分 戦えるとも思えない。18番で抵抗できるか。6番をどの局面で起用するのか。

「可能性を高めるなら雨だね」 車で語った望み。 陰で 『雨男』 と呼ばれてるらしい 晴れ男 が奇跡の豪雨を降らせ確率を高める。
おまけに相手のプレーメーカーまで不在で、金星の条件は整った。

キックオフ。 中盤の真ん中を制圧し、主導権を握る。両アウトサイドのマッチアップで8、11が健闘しうちの時間が続く。
想定外の早さで11が音を上げ、18投入。途端に息を吹き返す相手の左サイド。7、4 でなんとかしのぎ、ピッチにも助けられ、こう着状態。
後半。 互いに迎えた決定的シーンもネットを揺らせず、勝負はロシアンルーレットに委ねられる。

香川、全日、奈良...すべてのPKを負け続けたがゆえ、そろそろ俺たちの勝つ番か。

キッカーの選択。 (こいつなら決めてくれる) という期待より、(こいつにはキツイ) という消去法でメンバーを選ぶ。

10番、3番手で決まり。  6番、とりあえず今まで外してないし、度胸はある。1番手でいけ。  7番、全日で外したがキックの精度と威力、2番手を頼んだぞ。

さて...で、4番手。  4番、この前学校大会で外したシーンが頭からはなれない...パス。  5番、メンタルと精度は信用できるが、いかんせんパワーに難がある。この重馬場ではきつい。  9番、(お願いだから選ばないで) と目が語っている。  39番、論外(笑)  8番、度胸があるのか、ビビッているのかつかめない。けどお前のキックのスキルなら大丈夫だ。信じてるぜ! 

野望はついえる。

勝者は、その後順当に頂点まで登りつめた県王者だった。


けれども、敗者はどこにもいなかった。 敗者はいなかったのである。

スポーツ英才教育の弊害

先日、知人から驚きの現状を聞いた。

ゴルフの石川遼、松山英樹、テニスの錦織くん 等の影響か、幼少のころから英才的にゴルフやテニスに取り組み、ハードなトレーニングを積ませる家族がずいぶん増えたらしい。
その結果、中学や遅くとも高校生になるころには、身体の一部がぼろぼろになってしまい、プロを断念するどころか、日常生活に支障をきたすまで悪化しているものまで出ているとか。

これは、身体が出来上がる前から、一方向の動きのみを徹底的にやり過ぎるわりに、その逆方向の動きや、ほかを可動させるトレーニングがほとんどないための弊害ではないか、といわれてるらしい。つまり身体の バランス が崩れていく、ということなんだろう。
幸い、サッカー選手にはまだこういった兆候は現われておらず、同じように「道具」を振りまわす野球にもまだ少ないという(ピッチャーにはたまにあるらしい)
サッカーは全身をくまなく動かすスポーツであるし、野球もバッティングだけでなく、走る、捕る、投げる、といったいろんな動作がふくまれているため、動きのコーディネーション能力のUPや、アジリティ向上につながる 運動 を自然にやっている、という推測がなされているようだ。

またまた自分の過去を振り返ってみる。
たしかに小学校時代は、野球、サッカーはもちろん、ドッジボール(得意)、水泳(苦手)、プロレス(大好き)、持久走(大嫌い)、缶けり(最後は殴り合い)、チャリンコで暴走し、ケンカに明け暮れる(笑)
当時意識しているはずはないが、ほぼ全身をくまなく使って生きていたなあ と思う。

数年前なにかの本で読んだが、スポーツ大国アメリカでは 日本でいう 小・中・高校時代は、ひとつの競技だけに集中することはあまりなく、シーズンごとに季節のスポーツ(野球、アメフト、バスケ?)に取り組むんだそうだ。 だから ボー・ジャクソンのように「二刀流」の選手や、マウアー(ツインズ)のようなMLBとNFLの両方からドラフト指名される選手が現われるんだろう。同じ二刀流でも、大谷くんとはえらい違いだな。

同じ本の中でこんな記述もあった。カレッジ(大学)スポーツでも、一年のうち一か月はそのスポーツにまったく触れず、ほかのスポーツに励んだり、体力強化のための筋力トレーニングに重点をおく大学もあるとか。これは、メインの競技に対する 欲求 や 飢え を喚起する意味でも効果がある、とのことだ。

こういう情報にふれると、たかだか幼稚園や1,2年生のころからサッカーだけやらせておいていいんかな?とも思うね。 がんばってくれてるCDチームの面々には申し訳ないが。

「無事これ名馬」 という格言がある。体調崩したり、ケガをしたりしないことこそ、一流の証し という意味だ。

その点において、今年の連中はやはり一流ではなかったということなんだろう。過去20年近くを振り返っても、ここまでコンディション不良に振り回された年はなかった。 追い込みすぎてケガをした、 というほど自主練に励むでもないし。身体の半分しか使ってなかったやつは意外に頑丈だったりするし(笑)

でもまあ、勝ったり負けたり を繰り返すくらいでちょうどいい。 君らのこれからの人生がそうであるように。















2015年3月10日火曜日

奈良チャンピオンズカップ

7日、8日とAチームは奈良チャンピオンズカップに参加。
卒団間近の6年生にとっては最後の遠征になりました。

1日目は連勝し1位決定戦にて力負け・・・
気持ちを切り替え挑んだ2日目の2位リーグ。
レベルの高い大会、楽なゲームは有りませんでしたが
皆が一生懸命戦いました!

見事に2位リーグ優勝を勝ち取りました!(^^)!
みんなが強く、たくましく成長したなぁと実感しました。

そんな興奮冷めない帰りのバスの中は
ホントにウルサイ・・・・・

ず~っとおしゃべりしてやがったな(>_<)
ま、仲の良いチームってことで良しとしよう(笑)