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2017年3月31日金曜日

世界百名スタジアム 7

大田(テジョン)ワールドカップスタジアム。

02日韓、やはりHコーチと行った。
仁川国際空港から、お迎えの車に乗って、4時間くらい走った記憶がある。
グループリーグ最終節は、生か死か のドラマが凝縮されていて面白い。
そのグループは、開催国の韓国、キャプテン(当時)フィーゴ率いるポルトガル、ピークのドノバンがいたUSA、あと...ポーランドだったかな...よく覚えてない。
で、グループリーグ突破をかけての第3節。大注目の 韓国vs.ポルトガル! ..の裏で、地味におこなわれた USA—ポーランド (チケットが安く入手できそうだから選んだ)。
同時刻開催のナイトゲームだった。 夕闇にライトアップされたスタジアムがやけに美しく、幻想的にみえた。 アメリカとヨーロッパからのサポーターもいたが、やはり地元韓国の人が大多数を占めてる。しかし彼らの多くは、目の前の試合より裏番組のポルトガル戦のほうが気になるようで(当然だが)ラジオやラジカセを持ち込んで、ハングル語の実況に手に汗を握ってた。
正直...試合の結果も覚えてない(汗) ただ、デーゲームより、ナイトゲームのほうがいいね。暑さや日差しのストレスがないし、なんとなくビールも旨い気がする。
プレスリーのコスプレした米国サポとの記念撮影もすませ、ホテル近くの居酒屋へ。
二人でアホみたいに飲んで喰って。泥酔してホテルに戻ったら、機関銃を突きつけられた。そうだった。奮発して、いいホテルをとったら、偶然にもアメリカ代表チームが宿泊してるホテルだったんだ。 当時の韓米関係は、数か月前の冬季五輪で、ショートトラックかなんかで揉めてた因縁があってギスギスしてた。で、その影響でUSA代表が拠点とするホテルは厳戒態勢で警戒にあたってた。海兵隊?らしき米兵が銃を携えてすべての出入り口を固めて、出入りする民間人をチェックしてた。チェックインの際も、大きい荷物を持ってるもんだから厳重にチェックされ、日本のパスポートを掲示してようやく解放されたんだった。そんなことを忘れて居酒屋をハシゴし、おま けにコンビニでビールと韓国焼酎をしこたま買い込んで、千鳥足で高級ホテルに戻ったもんだから、あきらかに怪しい韓国人にみえたんだろうな。
生まれて初めて銃口を突きつけられ、酔いでよくまわらない頭でも(これはマジでヤバい)と悟った。なんとかわかってもらい、無事に部屋にたどり着いた。すっかりさめた酔いと、冷えた肝を再び温めるため飲みなおし、翌日は二日酔いだった(笑)

今はなきHコーチとの、懐かしき想い出である。

使い捨てカメラで撮った写真しかないので、アップできなくてすみません(涙)


藤枝遠征&新A発進



5年生最後の 大会イベント 蹴力カップ。
過去の県外カップ戦はすべて 最下位トーナメントに進出を決めている(笑)一度くらい上位争いに進んでみたいものだったが、最後のチャンスをものにできました。
相手の ホストチーム、蹴力レッドは 3年生まで入って、平均すると4年生くらいのチーム。負けられない。
けれどよくよく考えたら、うちもスタート(先発)の半分が4年生、7人の5年生のうち早生まれが4人(うち先発は2〜3人)という、ほとんどU10カテゴリーに近いグループなんだな(笑)
4月からも U11リーグ でやらせてもらえんかな。すでに12Lにエントリーしちゃったけど。

さあ〜いよいよ新年度。過去に率いた十数チームの中で、間違いなく史上最弱の戦力だ。戦力的にも、サッカーにのぞむ姿勢も、ため息の出る新6年生と過ごす最後の一年。

現中三のチームやかつて率いたたくさんのチームがいかに恵まれていたかに気づかされたよ。君たちと出会ってから。まぁ愚痴っていてもしかたない。不安も大きいけど、わずかな期待だってある。J2常連チームが初めてJ1昇格したときの心境ってこんな感じだったんだろうな。やってやろうじゃないか!
失うものは何もない。楽しみでしかたない。皮肉じゃないよ。本音だよ(笑)

世界百名スタジアム 6

今年、久々に海外観戦ツアーに出かけようと思う。 

5月に韓国で U20ワールドカップ が開催される。日本のグループを見たら、「死の組」だったが、観戦には面白そうだ。
ついでに昔を思い出したので筆?をとった。

2002年日韓ワールドカップのときに訪れた。 済州島 チェジュワールドカップスタジアム。
昨年心を病んで(笑)リタイアしたHコーチと一緒に行った。
スタジアム紹介ガイドに 「スタジアムから眺める景色が世界一美しい」 とあった。
(世界中のスタジアム見比べたのかよ!大げさな) とツッコミ入れたけど、ホントに綺麗だったな。
オッサン二人で見るにはもったいないほどに。
スタジアムは、岬の端のほうに建てられており、180度は海に囲まれている。
その日はとくに天気もよく、穏やかな風が流れ、海はキラキラと静かに凪いでいた。
周辺を騎馬警官がゆっくりと闊歩し (そういえば、ドイツでも韓国でも馬に乗った警官がいたけど、なんで日本にはいないんだろうな) 異国情緒を楽しんだ。
試合は決勝トーナメント(いわゆるノックアウトラウンド)に入っており、負けたら終わり の緊張感が漂っていた。
カードは ドイツ—パラグアイ だったっけ。 当時、世界最高のGK の座を争っていた (オリバー)カーン対チラベルト の対決に心躍らせたものだ。
期待に反し、PK狙いで家に閉じこもるパラグアイを単調なロングボールで攻め立てるドイツ というあくびのでる展開だった。
延長に入り、今ではすっかり見なくなった 『Vゴール方式』 に少しだけ盛りあがったが、退屈しのぎに飲みすぎてしまったHコーチは、すっかり寝入ってしまい
(このオッサンは日本から何しに来たんだ)と蔑んでみてた記憶がある。
延長後半に結局はドイツがこじあけ、順当にベスト8に進んだ。ひれ伏すパラグアイの面々を次々に抱き起してゆくチラベルトがやけにカッコよく、まぶしかったな。
そういえば先日、そのチラベルトの現在 が動画UPされてたが、何があった??ってくらい大きくなって(体重130kgくらいはあるね)笑ってしまった。
この大会の得点王のロナウドも、メチャクチャ太ってしまったし、南米のアスリートは引退すると激太りする伝統でもあるのかな。マラドーナもそうだったし。
夜は二人で高級な焼き肉店で暴飲暴食(笑)
ホテルに戻り、爆睡するオッサンをひとり残し、地下のカジノへGO!(チェジュドは合法カジノが認められてる特区だった)
ルールもわからんのに、バカラとかいろいろやって、ビギナーズラックで大勝(笑) とたんに群がるストリートガールたち。
「ハニー、残念だ!部屋にはバカがひとり寝てるから、連れていけないんだよ(涙)」 心底、ひとりで来ればよかった と後悔した夜だった。