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2011年6月30日木曜日

頑張れ4年生!

Bチームと一緒にプチ遠征に参加することになった。
普段から黙々と頑張ってた選手はバルサ(Bチーム)昇格のチャンスである。大活躍を期待している!
しかしその前にクリアーしなければならない課題がある。大嫌いなリフティングである。
能力に頼り努力を怠っていた奴はバルサには行けない。
暑く楽しい夏になりそうです。。。

2011年6月20日月曜日

世界百名スタジアム 1

このコラムも2年も続くと、さすがにネタが尽きてくる。そこで前々から考えていたシリーズ物でつなぐことにした。

マニアックで知る人は少ないと思うが、太田和彦の『日本百名居酒屋』という番組が好きだ。ついでに 吉田類の『酒場放浪記』はもっと好きだ(関係ないが)

そのパクりで、私が体感した世界のスタジアムを思い出とともに振り返り、紹介することとしよう。

第1弾は 我が地元
『豊田スタジアム』です。

昨日、U22代表 vs 同クゥェート代表のゲームを観た。

結果や内容にはあえて触れない。ただ、本当に見やすいスタジアムだ。トラックはなく、観客席の角度も適度だし、収容人員も適切だ(昨日の3階席は少し高すぎ、高所恐怖症の私にはやや怖いが)ネックは駐車スペースが少ないことと、最寄駅からの距離が遠いこと。とはいえ、世界標準から比べると許容範囲でもあるが。

そしてなにより伝えたいことは 外観の美しさ だ。現在イーグルス所属のみんなは、物心ついたときから豊田スタジアムが存在していただろうし、これ以外のスタジアムは瑞穂競技場 くらいしか知らないだろうから、特別な感慨はないかもね。されどこの先、フットボールに取り憑かれ、世界を旅するようになればわかるだろう。豊田スタジアムの素晴らしさを。とくに、橋から見上げるスタジアムのデザインと迫力はワールドクラスである。

もうひとつ注文つけるとしたら、売店の貧弱さかな。ありきたりの 焼きそば フライドポテト 幕ノ内弁当 に 缶ビール‥ じゃアル中の心は騒がない。

せっかく地元の誇る、自慢できる食材(手羽先や味噌串カツやどて煮‥)があるのだから、積極的にアピールすればいいのにね。等々力や埼スタじゃ、定番化してる地元名物が人気を博してるというのに。

まあそんなわけで、豊スタの関係者が覗いてくれたなら、ご一考ください。『豊田スタジアム』は間違いなく、世界に誇れる名スタジアムです。私が保証します(なんの保証やねん・笑)

疑う人は、どうか世界をまわって確かめてください(笑)

U−9大会 6/19

アシアナ航空ジュニアカップに参加しました。
選手達は今ある力を最大限に発揮し、よく戦いました!全力を尽くして勝利を目指す思いはゴール前での体を張ったプレーに表れ、観客の歓声・悲鳴に心臓が痛くなりました。私自身試合に入り込みすぎて殆ど覚えていないのですがベンチも応援も熱くなる好試合になりました。
しかしながら、決勝では逆転負けと悔しい思いをさせてしまいました。今思えば、予選を圧倒的スコアで勝ち上がってきた相手に先制したことで私自身どこかに油断があったのだと思います。真剣勝負ならではの得られた課題を今後につなげていきます。
何時も行動を共にしているチームの4年生・保護者様、会場まで応援ありがとうございました。
スコア・写真は名古屋オーシャンズのHPで。。。

2011年6月13日月曜日

ドリル練習って、なーんだ。

ちびっ子を指導していて思うことを書こうと思う。でも、指導してるとは、おこがましい。Wコーチです。

時々、自分の息子がこの子達ぐらいの歳だった頃のことと今目の前にいる子達を重ね合わせて、うちの息子よりずいぶん上手い子供がいるなぁ。とか、いや、こ部分では自分の息子のほうが、いいなぁとか、ふと、思うことがある。

サッカーのような球技は小学校に入る前からやっていれば、上達が早いとどこかのTVで見たか聞いた。それを信じて、小学校に入る前から、毎週土曜と日曜はマンションの内の敷石の庭でボールを蹴っていた。自分がサッカーの経験がある訳ではないので、指導方法は蹴ることと止めることが中心である。運ぶこと=すなわちドリブルのフェイント等は僕の経験がないので、全く教えることができなかった。また、リフティングも僕はある種の偏見があり、リフティングというサッカーから派生したショーのような部分があることと、自分で何回もできないこともあり、子供にリフティングを練習しろと言ったことはなかった。

まず、やったのが、浮いたボールを足のスィートスポットに確実に当てること。ボールをワンバウンドで投げてやり、靴紐の部分にボールを当て僕に返す。上手くいけば誉めてやり、上手くいったときの感覚を覚えさせること。右足と左足を交互に満遍なくやった。そのころ僕はガンバ大阪の稲本選手が好きで、Jデビューした頃から彼の左足のロングシュートのイメージがあり、そんな選手になって欲しいなぁと、親バカは思っていました。

これができるようになってからは、近くの公園で、僕がゴールキーパー、彼がシューターで、ゴールキーパーからわざと弾む玉を投げ、ボールの下に足が入れやすいようにして、インフロントキックでゴールを狙わせ、両足で10点ずつ取るまでやった。僕の得点はスィートスポットにあたったシュートは1点でそうでないシュートは0点にした。「このシュートはいい。1点!」「このシュートは失敗だ。」との認識が生まれて、だんだんと本人の得点の評価と僕の得点の評価が近くなり、足の感覚が研ぎ澄まされてきていると感じた。

雨の日にサッカーがお休みの日は、家の中で1号球程度に柔らかなサッカーボールとミニゴールでボレーシュートやトラップの練習をした。マンションのお隣のお宅の側の壁にはずいぶんボールを当てたなと思う。家の障子は破れているのが普通で、畳表も擦り切れてしまった。部屋の電化製品もシュートの餌食になった。リビングに置いてあった石油ファンヒーターは結構ボールの衝撃に弱く、2台がイカレテしまった。小学の頃の彼の靴下は足の裏に穴が空くことが多く。足をよく使っているからだと靴下の穴に満足していた。また、トラップはゆっくりフワッとした玉で始めて、だんだん意地悪な玉を投げトラップを徹底させた。トラップは世界を制すると今でも思っている。いいトラップは時間的余裕を作る。コンマ何秒の差が相手より自分をより有利に展開できる。ボールを持ったときの最初の動作である。美しいトラップの使い手はベルカンプ。数々あるスーパーなトラップのうち、1998年ワールドカップのアルゼンチン戦のロングボールのトラップからベルカンプのトゥキックのシュートが瞼に焼き付いて離れない。

自分に指導できた、「止める。」「蹴る。」はそこそこできるようになった。しかし、小学1年の7月から名古屋のクラブチームに入って、うちの子はドリブルが全くできないことに、ショックを受けた。クラブチームの子供たちは、シザースやダブルタッチをいとも簡単にやっている。うちの子は全くできない。クラブの練習が終わって、親子練習の時間ができてしまった。クラブの練習でできなかったダブルタッチを親ができないのに居残り指導をした。つまらないから彼は泣き泣きやっていた。 そういえば、Jが始まった頃JEF市原(現在の千葉)にリトバルスキーがいたが、彼の得意のドリブルはダブルタッチだったなぁ。今でも歴代ドイツのナンバー1のドリブラーと聞く。そんなのを今のイーグルスの子供たちも簡単にできるようになっている。

話が長くなったが、今日の本題は、ドリル練習です。ドリルをしっかりしてダブルタッチを磨いて、自然に、意識しないのに、相手がくるとダブルタッチで抜けられるようになるまで、何千回、何万回と練習してくだいな。 つまらないドリル練習も、いつかは試合で使われる。その時、ドリル練習が報われる。 ジダンだってマルセイユ・ルーレットを何千回、何万回と練習したと言うではないか。君たちもそれくらいすれば、ジダンの足元に近づくことができるはず。

きょう、「ドリブルのドリル練習やるぞー」といったら「エーッ。コーチ‥‥。」って声がしたが、この読者はあすから「やるぞー」に変わるかもしれない。 いや、きっと変わるはずだ。