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2018年3月31日土曜日

卒団

㊗️卒団おめでとう
これからの活躍を祈っています。

2018年3月13日火曜日

8回目の 3.11

8年前まではその数字に意味などなかった 3.11 が意味を持つようになって丸7年が経過した。
その日は金曜日だった。翌日からの 奈良遠征 に備え、ドリンクや備品等の準備に奔走し、メモに目を走らせながらスーパーやドラッグストアをハシゴしていた。
「日銀前」交差点で揺れを感じ、異変を察知した。現在のチームメンバーが4,5歳のときだから、果たして彼らに記憶はあるのだろうか。
土曜日。曇り空、というより夜明け前の有松小学校に集合し、チャーターバスで出発した。近くのローソンであるだけ新聞を買って、往きの車中で読みつくした。
日本がどうなるのか という不安の中で大会は始まった。まだ真の被害が伝わっていなかったとはいえ、地震にふれることも、黙とうをすることもなく、ただ淡々とスケジュールは進められた。
夜の懇親会。さすがになにか言及があるだろうと思ったがそれもなく、自チームの出来と招待への感謝という お決まりのコメントが繰り返された。地元チームからだんだんに遠くのチームに順番がまわってきて、私の番になった。出席者はみな、いいかげん酔いもまわってきており、コメンテーターの話を聞くより着席のテーブルの低質な井戸端会議に花が咲いている状況になっていた。ほとんどキレかかっていた私が 『阪神淡路大震災を近くで経験した方々にしてはありえない対応に驚いています』 と言ってやったら静まり返った。

そして7年後、3.11 に因縁の地に来る機会に恵まれた。14:40 にスマホのアラームを設定し、14:46 に黙とうをさせようと決めていた。
なのに俺たちの試合のキックオフが 14:40 になって、それに気づくこともなく忘れてしまい、気づいた後で落ち込んだ。

これを世間では 風化 という。

全日本少年サッカー大会

(12月 下書き)

ここのところ、もう十数年縁のない大会ではあるが、ほんのわずかだけかかわった子が出てたのでJFAのHPを探ってみた。
驚いた。私が行ったときは準決と決勝くらいしかTV放映はなかったが、多くの試合がネット配信?で見られるようになっている。わが愛知の代表の体たらくの試合はおいといて、一番疑問に思ったこと。 それは、審判ひとり制 である。 8人制になってから当たり前となった ひとり制 だが、こと全日に限っては副審を配しての三人制が維持されていた。当然だ。全国区のボールスピードで、オフサイドをすべてひとりで厳密に見極められるわけはなく、当然副審の助けは必要不可欠だ。なのに リスペクト の精神を持ち出し て、少々の誤 審には目をつぶれというのか。 世界が、おそらくロシアW杯も、VAR(ビデオ判定)まで持ち出して、誤審を排除しようとする流れに逆行していないか?
一体協会は何を考えているのか。 審判へのリスペクトをうたっておいて、一方でVARの導入を検討している。
日本の少年は、とりあえず自己主張は控えめだ。 国民性かどうか知らぬが、過去に出会った欧州、南米、アフリカ、アジア,,,の子どもたちの自己主張の強さ(それが世界のスタンダードだと思うが)には何度も驚かされた。 どこまでが、いつまでが、リスペクトし、どこから自己主張しろ!というのか。こんなことをやっていたら、世界的なプレイヤーなどいつまでたっても生まれないよ。

遅ればせながら あけおめ ことヨロ

1月初めに書きだしたのですが、仕事も多忙でなかなかUPできず、こんな時期になってしまいました。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年のお正月以来の連休は、恒例の 高校選手権 に行ってきた。かつての教え子も出ておらず、6年前と比べれば興味も興奮度も今ひとつだが、東京五輪世代 に滑り込む 秘密兵器 でも発掘できたらラッキー くらいのカンジで行った。
結果として、4試合、6チーム の中にはそんな お宝 に出会うこともなく、U20W杯のセネガルやエクアドルの無名の若者の衝撃とはほど遠い、先生の言うことと戦術に縛られた 優等生 の枠を脱しきれない、上手くはあるが、怖くはない選手たちだった。

ただし発見がなかったわけではない。 宿にした銀座の高級ホテル(笑)から近い という理由で駒澤に連日入り 隣県 帝京可児 のゲームを観ることができた(しかも2試合も)
隣県とはいえ、レギュラーメンバーの多くは愛知の名古屋の選手たちだった。 グラン、フェルボール、名東クラブ。かつてしのぎを削ったライバルのその後の成長に目を見張った。 愛知の選手たちが、なぜに地元では輝けないのか。20年前、キック&ラッシュ の代名詞のような岐阜サッカーが明らかに変貌を遂げ、魅力ある個人技とグループ連動が融合した美しいフットボールが展開された。走り過ぎたがゆえ、連戦の二日目の試合では足が止まり、相手のカウンターの餌食になった。されどそれは愛知の代表よりもはるかに見ごたえのある戦いだった。 愛知の高校指導者に問いたい。 あなたがたは一体なにをされていますか? 他県の、いや隣県のサッカーさえご覧にな っ てはいないのですが?


初日の夜はこれも恒例のひとり呑み。せっかくの銀座だし、 すきやばし次郎 で回らない寿司でも食すかと思ったが、あまりの敷居の高さに断念(涙) 毎度おなじみ 老舗の居酒屋で浴びるほど飲んで、2018年の幕が開けましたとさ。めでたしめでたし。