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2010年7月20日火曜日

ワールドカップ⑥

 スペイン優勝おめでとう。最後まで自分たちのスタイルを曲げず、ついに勝ち取ったジュールリメ杯。優勝に値する素晴らしいチームだ。強いディフェンスと、自由な中盤、そして優れたフォワード。それがチームとなってかみ合えば、世界のトップに立てることを証明した。もちろん、技術も体力も世界レベルにあってのことだが。

 そして、オランダもよくがんばった。中盤の構成力という点では、明らかにスペインが上。シャビ、シャビ・アロンソ、イニエスタが作る中盤は人をかけてディフェンスしても、簡単にボールを回される。オランダは、ファール覚悟で3人を止めにかかる。そして、奪ったボールはスナイデルを経由しロッベンへ渡される。オランダはそれしか方法が見いだせない。110分まで成功し、ロッベンのシュートがカシージャスの足に掛からなければ、オランダがワールドカップを得ただろう。


 スペインの優勝はサッカーの未来につながる。シャビは広い視野をもち、緩急自在のパスを操る。イニエスタはどんな狭い場所からも攻撃を仕掛けられる。更に敵の心臓を突くシャビ・アロンソのパス。どれも素晴らしい。サッカーの未来が、攻撃を指向する、より素晴らしいものに、なりますように。

 ブブゼラの音は鳴り止み、ワールドカップは南アフリカからブラジルへ移るが、4年後はどんなサッカー、大会が見られるのだろうか。

 そして、我がイーグルスはどのようなサッカーをしているのだろう。

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