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2019年3月7日木曜日

森保JAPANへの遺言 2

そして どう守るか の永遠の課題。
新たな攻撃戦術や異次元の才能が生まれるたびに、それを破壊したり無力化したりするリアクションも生み出される。
他のスポーツ、知的ゲーム、仕事や犯罪… 世の常ではあるが、少なくともフットボールに関しては百年で構築された 守備のマニュアル を逸脱しない限り、そうそうやられることはない。ただしそれをやり切れる能力があるかないか、の問題は存在し続ける。同時に、その能力とは経験によりレベルアップ、今風に言えば アップデートされていくものでもある。
20年前、初めて世界に打って出たとき、井原や秋田の守備力は、Jリーグやアジアの範囲内での能力だった。 バティステュータやスーケルからしたら、ずいぶんとやりやすい相手だったろう。今、吉田(あまり信用できないが)や昌子、冨安らが世界に出て経験値を積み、世界トップの速さとうまさを体感している。だからといって必ずしも止められるものでもないが、少なくともフランス(W杯)のときのように、生まれて初めてモンスターと対峙する よりは準備と覚悟が違うだろう。これに中盤の守備の人、遠藤、板倉、(今はなき)井手口のような 水を運ぶもの が世界で揉まれることにより、GKをのぞくすべてのポジションでワールドスタンダード(世界標準)の選手がそろうことになる。カタールで見せてくれる景色はどんなものだろう。楽しみであるが、大会が48チームの規模になるのは勘弁してほしい。

さて、このタイトルにある 遺言。別に死ぬつもりはありませんが、指導者を勇退し、ただのサッカー中毒者になるこれからは、今までのように監督面して上から目線で代表やグラン、選手やクラブを批判することはいたしません(笑) 謙虚に真摯にサッカーを語ります。…できないかもしれませんが(笑)


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