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2018年4月12日木曜日

ニッポンサッカー 終わりの始まり ②

この国のフットボールの究極のエリート集団である代表の、あまりに稚拙な振る舞いに残念を通りこして絶望した。自分のスタイルと異なるプレイを求められたり、意に沿わぬ戦術を強いられたりすることはストレスにはなろう。 が、監督の、日本代表監督の掲げるサッカーができないなら、自分ひとりが去ればいいだけの話だ。監督に(方針を)変えてもらうとか、監督を代えてもらうなどという発想は、わが子可愛さ のバカ親が、学校や少年クラブで口出しするのと同レベルだ。 そしてそれを受け入れ、ハリルに引導を渡した会長の愚かな行為はありえない。  「従えないなら、君(たち?)が出ていきなさい」  というべきだった。数万人、いやもしかしたら数十万 人のこの国のフットボー ラーが注視する中で、悪しき前例、いや黒い汚点を残してしまった。 腐りかけのスター?がごねれば上が代わるんだ。まるでアフリカのようなドタバタ劇だ(ジョージ・ウェアやドログバのようなスーパースターならいざ知らず) 能力はアジアのままで、メンタルはアフリカ という史上最低の代表がロシアに向かう。 新監督に西野さん、という起用もあきれるしかない。百歩譲って、日本サッカー未来のために というなら森保だろう。 東京五輪と、その先のカタールまで見すえ経験を積ませる。 今回失敗しても、一度監督としてW杯の空気を吸ってくるのは確実に糧になる。 けれど、失敗が明らかな椅子に座らせて経歴に傷をつけるのを恐れての人事か。…とことん腐った組織だな。

W杯に出場を続けて20年。初めて愛せない代表を見ることになった。 本当は3大会ぶりに現地に行く気満々だった。いろいろ調べてみると、今回は チケット がないと入国ビザがおりないのだという。つまり、過去の 現地ダフ屋アタック の観戦方法が通用しないわけだ。 しかたないので、イタリアに行くことにした。ほとんどのイタリア人が、自国のいないW杯を初めて体験する。はたして祭りの喧騒はあるか。ホテルのロビーで、テラスのカフェで、バールで、リストランテで、カルチョは放映されているのか。
どこかさめたイタリアーノと、代表に愛想をつかしたジャンキーのマリアージュ(笑) またこのブログでご報告させていただきます。

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