※11月頃に下書き
サッカー部の中日大会も佳境に入り、クラブにも属してる選手には毎日がサッカーで埋まり、楽しくてしかたないだろう。
「クラブで習ってるサッカーと、学校の部活動で教わってるサッカーが違うので、混乱しています」
ちょうどこの時期にこんな声を聞いた。
まあそんなことは当然だ。
どちらが上質か、なんて議論するつもりは毛頭ないが、100人の指導者がいれば100通りのサッカーがある。我がイーグルスのスタッフの面々も「言ってることが違うじゃん!」なんてツッコミ入れられてるかもね(笑)
いいですか、フットボールに『正解』などはありません。その時々の流行や指向はあれど、パーフェクトな戦術なんて聞いたことがな いし、ま ったく異なる戦術やシステムで栄光を掴んだチームは無限にある。けれども、それでいいんです。みなさんが目にする『代表選手』なんて典型ですよね。クラブと代表の監督が、まったく同じサッカーを目指している、という記事を見たことがありません。(80年代のディナモ・キエフを除き)
つまり、選手というのはやっぱり『駒』で、結局使う監督の求める仕事をさせられる訳ですよ!
ジェフに就任したオシム監督が、それまでの常識を覆すトレーニングを選手に課し、耐え兼ねた選手がある日反発した。
「こんなトレーニングでは選手が壊れます。もう少し改善を検討していただけますか」(byキャプテン)
「よくわかった。ならば君が指導者になったときにそうしなさい」(byオシム)
このエピソード好きだ。
そうなんだ。複数の組織に属したら、それぞれのボスの言うことに従うまでだ。ときにそれが正反対の方向であってもね。要求された仕事をまっとうできる。選手でも会社員でも、そんな『駒』は、たくましいじゃないか!
だから悩むことなんてない。兵隊は兵隊らしく、王様の言うことを聞けばいいんです。ただし、シリ〇や北〇鮮と違い、王様が(間違ってる)と思ったときの、離れる自由は与えられているのですから。
ジェフ市原の後日談。進言したキャプテンの「オシム監督についてきて本当によかったっス!」
一度でいいから、こんなコメント言われたい(笑)
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