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2013年12月23日月曜日

8人制サッカー問題

毎月 JFA(日本サッカー協会)から機関誌が送付されてくる。
代表をはじめ、なでしこ、Jリーグや1種(大学・社会人)、ユース(2種)、中学(3種)、小学生(4種)の各ニュースがつづられている。
その中でかかわっている4種の欄をみると最近は 8人制 の称賛記事ばかりだ。
FIFAもジュニア年代では少人数を奨励しているし、強豪国では、6,7,8,9人制が主流となりつつあるらしい。
たしかに、8人制のほうがひとり一人がボールにタッチする回数が増えるし、ゴール前の攻防も増え、スキル、判断、駆け引き等の質も上がるだろう。ただしそれはあくまでも 常時出ていられる選手 に限るんだ。
たとえば、12人の選手をかかえていると仮定する。8人制の試合では スタート(先発)8人/ベンチ4人 となる。後半開始からベンチの4人が出ると、フル出場は4人、ハーフ出場は8人 ということになる。これが11人制なら、10人が先発フル出場で2人がハーフ出場 なんだよな。となると、いったいどちらが『経験値』があがる というのか。ちびっこの少人数制なら歓迎するが、5・6年生にもなれば 11人制サッカーを十分に理解できるとおもうけど。
えーと、そう!で、なにに腹立てているかというと、4種に限って 8人制と11人制 が混合しておこなわれているってことに対してなんだ。納得はいかないが、4種のうちはずっと 8人制 で通す、ていうなら割り切って考えるし、そのチームづくりをしていく。だが5・6年生の、しかも途中から11人制が混ざる、という協会の方針はわけがわからない。8人も11人もおんなじサッカーじゃん、って考えている愚か者がトップにいるのが情けない。私から言わせれば、求められる選手の役割、DFの考え方、練習メニュー まで大げさにいえば別のスポーツになるというのに。
また、チームが抱える人数にも影響がある。8人制だけなら、極端にいえば 10人集まればチームができる。20人に増えれば2チームにすればよい(スタッフの問題は発生するが) しかし11人を想定して 14,5人で活動すると、8人ゲームじゃほとんどが ハーフ出場 で消化不良なんだよな。
えらい人たちにはそこまで考えて方針きめてほしいね。深い問題提起にみえるが、実はたんなる私の愚痴なんだけど(笑)
 

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