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2017年1月8日日曜日

今はもうとっくにハタチを過ぎているヤツが5年生のときだったから、10年以上昔のことだ。

フィジカルに難点はあるが、スキルが高く、賢く、抜群のパスセンスを持っていた。
今のイーグルスのメンバーではとうていかなわない能力の持ち主だった。
50m 8.○秒  リフティング○○○回  市トレの基準よりはるかに厳しいチームのハードルを楽々クリアし、当然のように私の推薦を受けた。
合格して活動した市トレで、自分より大きく、速く、上手い選手に大勢出会い、自信を失くしていた。

「名古屋の同学年だけで自分よりすごいやつがいっぱいいる。Jリーガーなんてなれるわけない」 帰り道の車で母親にもらしたらしい。

一方で数年前、このイーグルスのなかでもレギュラーをとれなかった選手が 「夢はJ経由ヨーロッパ」 と語ったときには背筋が寒くなる気がした(笑)

夢を持つのは悪くない。いやそれどころか、少年は(少女も)夢を持たねばならない。
ただし、夢を語るなら、その夢に向かって努力する責任が生まれる。 努力を放棄し語る夢は、夢ではなく妄想と呼ぶ。

新年が明けた。 昨年までの自分と決別し、新たな目標を設定してそれに向かってがんばるのにこれ以上のタイミングはない。

イーグルスのみんな、君は、夢を語れるか。






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