>> 街そのものが美術館といわれる古都フィレンツェの、ドゥオモ周辺を散策する。中世ルネッサンスの趣きをつぶさに遺しながら、アジアの貧しい地区から来たような人びとがたくましく商売する露店も軒を連ねる。お土産とランチのお店を探していると、偶然大画面テレビでW杯を放映しているテラスのお店を見つけてIN。特別な美味というわけではないが、ヨーロッパにしては暑いほどの日差しを浴びながら アルゼンチンーアイスランド の好ゲームに酔いました。ワンプレートと2.3杯のワインで長居しては申し訳ないので後半は部屋観戦。夕方、林Cはいつものようにすっかり寝入り、ひとり呑みでも行くかと思ったが、やっぱりお腹が空いてこないので結局スーパーで買った生ハムとチーズ少々を肴にひとり部屋呑み。クロアチアーナイジェリア戦を観ながら、今宵はトスカーナワインに酔う。
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>> 翌朝。世界遺産の絶景を眺めながら最上階のレストランで至高の朝ごはん。本日はオプションでつけた ウフィツィ美術館などをめぐるツアー。サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂やベッキオ橋に足跡を残すが、元々美術芸術に対する興味も理解もないオッさんふたりには残念ながら退屈な時間だった。 昼食はガイドさんおすすめのトラットリア YELLOW 。ビアとワインとタリアテッレと念願のトスカーナステーキに舌鼓。二度と食せないごちそうを堪能。夜は毎度のように寝入ったヤツを放置し、伊藤シュウの酒場放浪記 in イタリア・フィレンツェ。ホテル近くの地元民しか行かないような小さなバールで、宅配ピザよりはるかに旨いピッツァをビアとワインで流し込む。酔った勢いで隣の席のチキータにビアをごちそうしナンパに挑んだが、言葉が通じずあえなく撃沈(涙)。
>> トスカーナの優しい風が傷心をなで、いつまでも明るい夜に浮かぶ半月がアジアのオヤジを見守り、極上な時間が流れていった。
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