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2012年1月14日土曜日

高校選手権 その2

久しぶりの聖地 国立競技場。先人たちの汗と涙が染み込んだ地に、あの小僧が足を踏み入れるのか。

電光掲示のメンバー発表で、すでに涙腺が緩む。
超高校級の攻撃力を持つ大分を超高校級の守備力で迎え撃つ。その鉄壁の一角を潤が担うことは、すなわち私の眼力のたしかさを物語っている。ならば、今年のイーグルスも間違いなく強くなれるはずだ(彼らのメンタルが潤と同じレベルであるならば)

それまで17点を上げた大分攻撃陣にまったくと言っていいほど仕事をさせない。スコアこそ2−1だが、内容的にはワンサイドゲーム。見ていておもしろくない、いやつまらな過ぎるサッカーだが、この守備を破る高校はいるのか。
もう一方のカードを観ると、高校生らしい、そして現代の「バルサッカー」を手本とする、美しく速くパスをつなぎ、人とボールがよく動き連動するフットボールだ。が、あまりに軽く甘い守備を見ると、やっぱり子どもと大人の中間点 との思いは否めない。


閑話休題

今日 8日はなにもすることがない。クラブの新年の初蹴り(親子サッカー)と総会だというのに、世田谷の親戚宅で時間を持て余す。思えばこんな休日はこの10年あっただろうか?平日仕事して、土日は球を蹴る。たまの休日は雨か墓参りか妻の足だ。

下北沢の駅周辺を散策し、昼食の店を物色する。思いがけず、昼から 立ち呑み の機会に恵まれたことに気づく。

市場の中の汚い店に腰を落ち着け、昼からホッピーと煮込みで酔う。ふと壁掛けの古時計を見ると、13時前だ。遠く名古屋(いや、飛島村か)では、今頃『総会』が始まろうとしてる。カタチだけ『代表』の私の不在は、物議を醸すか、ひんしゅくを買っているのだろうか。みなの「緊張」を想像したら、自分の「弛緩」した現実とのギャップに、ますます酒が旨くなってきた(笑)

ラグビーの大学選手権決勝が本日国立で行われることを知り、それもまた楽しみだと、モチベーが上がる。飲む前は行く気満々だったのに、昼から二軒ハシゴしたら、もうどうでもよくなって、酒と肴を調達し「宿」へと帰還する。

TV観戦に切り替え、途中うたた寝するも、最後のPGは見届け、マッサージチェアでしばし爆睡。

お腹空いてないけど、奮発してくれた夕飯、お寿司と鍋 をビアとワインで流し込む。泣いても笑っても、明日は高校最後のゲームだ。そして、彼が、数万人はいたであろう同級の選手では、日本にわずか数人しか残っていない「現役」の一員として、明日を迎えられることが単純にうれしい。

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