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2014年6月20日金曜日

新しい ニッポン

ひとつ訂正。 不屈のライオンは、コージボじゃなく、カメルーンだったね。コージボの愛称は「エレファンツ」か。今さらどうでもいいが。 酔った勢いで書いたから勘弁。

今朝、失意を胸に車を走らせると、栄近辺で代表シャツを着たグループに何度も遭遇した。


ヨーロッパの代表を圧倒し、勝てなかったことを心底悔み、打ちひしがれる選手やサポーターが大勢いる。

そのことがすなわち、新しい日本になったのだなあ と思う。


'82 も  '86 も '90 も、あたりまえのように日本のいないW杯を堪能した。

あと一歩で逃した '94 は、自宅の屋根 にのぼって衛星アンテナを取り付けて観たっけ。

おのぼりさん状態だった '98 バティステュータやスーケルにやられたことが、どこか誇らしかった。

地の利に恵まれた '02 は、勝利することが可能なのだと教えてくれた。

日本をけん引し続けたヒデのラストワールドカップは、それでもまだ、日本には足りないものがたくさんあることを教えてくれた。

日本人のチカラだけで一次リーグを突破した前回は、ベスト8や4を 真剣に意識するきっかけになった。

そして今日、戦力を充実させ、戦術を極めてもなお、届かないこともあるのがフットボールの奥深さなのだよ と、神様が言っている。


しかしどうだろう。この20年の長足の進歩は。

 母国イングランドやオランダでさえ、出られなかったW杯は幾度もある。

イブラやベイルを擁しても、自国のいないW杯を観戦している国民がいる。

イーグルスのみんな、いや、日本の子どもたちはどう思っているのだろう?

(W杯なんて出るのがあたりまえ)

いやそれどころか、

(一次リーグ突破なんてノルマでしょ)

くらいに思ってるのかな。だとしたら本当に頼もしい。未来ある子どもたちが、そのメンタリティを持てば、きっといつか達成できるだろう。


今こうして、この国は 歴史をつくってる真っ最中なんだろう。


たとえわれらが代表が次のステージに進めなくてもしかたないさ。そんなことは30年も前から経験してる。


日本がいなくても、なにより愛するフットボールが、今ここにあるのだから。

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