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2014年11月2日日曜日

世界百名スタジアム 5

昨年12月頃下書き 


アリアンツ・アレーナ  言わずと知れた、現在世界最強のバイエルンミュンヘンの本拠地である。    *現在最強はレアルになるのかな

ちなみに、ミュンヘン1860 − 大迫が所属している、今は2部のクラブ − の本拠地でもある。    *現在大迫は1FCケルン

8年前、ドイツW杯のときに訪れた。そのときは「期間限定」で、ミュンヘンワールドカップスタジアム と呼ばれていた。

ミュンヘン中央駅からどのくらいかかったろうか。30〜40分だったかな。とにかく終着駅だった。駅名は忘れたが...チュニジア−サウジアラビア という、およそ世界の興味はそそがれなさそうなカードだったので、スタジアム周辺でチケットはゲットできるだろうという安易な発想で現地入りした。「WE NEED TICKET」 拾った段ボールにマジックで書きこみ、駅のホームの片隅に立って掲げた。もたされるのはいつも私だった。親切なドイツ人が、あまったチケを1枚正価で譲ってくれた。もう1枚を探していたら、埼玉からきた日本人が同じく正価でゆずってくれた。

駅をでるとはるか向こうに 巨大なUFOが着陸している(かのようだ) バイエルンの主催試合のときは赤く輝き、1860のときは青く染まる。
そのときはどでかい雲のように、真白く堂々と鎮座していた。

駅を出て、15分以上は歩いた。日本のスタジアムではおよそ考えられないくらい、周りにはなにもなかった。まるで砂漠の中に浮かぶ幻のように、夢の劇場(オールドトラフォードじゃないけどね)がそこにあった。おなじみの儀式、両国サポーターとの記念撮影も済ませ会場入り。主催者発表で6万数千数百人ってことだったが、そんなに大勢の人が集まった場所にいたのは初めてだった。

試合の中身は凡戦で覚えてない(笑) 席が並びの中央付近だったので、ビアやつまみの買い出しにも行けなかった(涙)

カテ1の席の割にはピッチから遠く(高く)選手たちは豆粒のように小さかった。 されど、ただ、そこにいる という満足感だけが心をうめていた。


ホテルに戻り、少し高級なテラスのレストランで夕飯。
夜9時を過ぎてもまだ夕方のような明るさで、頬をなでる風は日本の10月の夜のような心地よさだった。
この国でしか味わえないビアにワインに、極上の生ハム。それに激ウマのパスタを堪能した。

隣に座るのが、林コーチである、ということだけがただ悲劇だった(笑)


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