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2010年8月17日火曜日

HIDEコーチの草サッカー日記⑦

<反省>
最終日のイーグルスはPK負け。雨中の劇的な勝利以来、ついに勝利は訪れなかった。アウトソーシングスタジアム日本平で選手たちは何を見、思っただろう。
小学校最後の夏休みの思い出として、決勝戦を目に焼き付けたに違いない。またいつの日か、あの緑のピッチに立ちたいと思った選手もいるだろう。
決勝戦の前に、蛇塚南グランドでJACPA東京FC(今年度の全日本少年サッカー東京代表)と新座片山(先年度全日本少年サッカー大会二位)SCの試合を見た。
試合開始早々にJACPAが一点取った。強引な突破を許し、新座らしくないと思った。
しかしそこからは違った。一点ビハインドになってから新座の子は、ボールに食らいつき、体を投げ出しヘディングをし、相手ゴール前へ飛び込んでいった。
JACPAもボールを落ち着かせ、左右から揺さぶりをかける。
新座の子どもたちは絶対相手を自由にプレーさせない。ボールを奪ったら、直線的に相手ゴールに向かっていく。そのプレーはシンプルそのもので、実にすがすがしい。
自分たちのスタイルはこれだと、何のケレンみもない。そして試合開始から終わりまで戦いつづけるのだ。
最後まで得点の機会はおとづれなかった。この子達の戦いは、くやしさは残るが、悔いは残らないだろう。
イーグルスはどうだろう。
選手はピッチ上で戸惑い、途方に暮れて立ち止まった。
コーチたちは、選手に自信を持たせてピッチへ送り出すことができず。
またあるコーチは体調不良で医院へ駆け込んだ。
目まぐるしく、楽しく、また苦しみの連続であった6日間。成果より課題ばかりが浮かび上がってくる。
これを糧にというが、言うは易く行うは難しだ。しかし、イーグルスに立ち止まっている暇はない。
今回、都合で参加できなかった5年生の三人、来年は清水へ行こうよ。

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